今回は私が「相談」ということを
お受けしている理由について
お伝えしたいと思います
コロナワクチン後遺症によって
全身に凄まじい痛みを抱えた私は
家事も仕事も
徐々にできなくなっていきました
病院に行って検査しても
当時は原因も分からず
「様子見でいいのではないか」と言われ
薬も処方されずに医療のレールから外され
治る希望も失ってしまいました
けれど絶え間ない痛みが襲うのです
診断書がないので休むこともできない…
家族の生活もあるため
市販の鎮痛剤を大量に飲んで
必死になって痛みをこらえて
仕事を続けようとしていました
仕事から戻れば
1分1秒でも早くベッドに横たわりたい
ベッドに横たわったら
1ミリも動かしたくないくらいに痛い…
凄まじい痛みが四六時中続き
市販の鎮痛剤で耐え忍んでいましたが
焼け石に水…
痛くて眠れず薬を飲み
薬の効果が切れたら痛くて目が覚める…
睡眠をとるためにも鎮痛剤を飲めば
1日の容量はあっという間に超えてしまう…
当然胃はやられ
全く食事をとることもできなくなり
2ヶ月で10キロ痩せてしまいました
尋常じゃない痛みと
尋常じゃない倦怠感
鎮痛剤の副作用からくる胃のムカつきで
食べ物の匂いを感じるだけで
吐き気が起こり
台所に立つことすら難しくなりました
痛みを抱えながらも必死に動こうと
頑張っていましたが…
仕事をしていることが
社会には必要とされている存在だという
固定観念が植え付けられていたので
家事も仕事もできない私は
誰からも必要とされていない
存在なのではないかと自暴自棄に陥りました
当時の私は精神的にもやさぐれ
家族にも八つ当たりしてしまい…
痛みで横たわる私は家族を失いました
後日、なんとか私の症状を診てくれる
病院を見つけることができ
鎮痛剤を処方してもらいましたが
どんどん強くなる痛みに比例して
鎮痛剤もどんどん強くなっていき
1日の大半を眠って過ごさざるを得ない
状況になりました
結果として…
仕事も失いました
その後も、この固定観念という呪縛が
私を精神的に追い込み
自ら命を絶とうと試みることも
何度もありました
当時の私は腕も足も痛くて
元気なのは目と口だけ
その元気な目を使って
読書を楽しむことができました
元気の目を使ってできることがあるならば
元気な口を使って話すということを
仕事にできるのではないか
と考えてみたのです
もともと大学で心理学を専攻し
精神保健福祉士として仕事を通して
「相談」という仕事の経験があったので
自分ができることで社会に貢献しようと
思い至ったのです
寝たきりになっても元気な口かあれば
社会に貢献できる
自分のできることで何かをする
何かができると思いついた時
精神的な絶望から
抜け出すことができました
今は奇跡的に回復し杖も使わずに
自分の足で歩くことができます
24時間絶え間なく続いていた痛みは
少しずつ軽減していき
痛みのない時間を
過ごせるようになりました
しかし
体調が良いからと無理をすれば
痛みが再燃して寝込んでしまうことも
しばしばあります
決められた日に通勤し
決められた時間数を働き続けることは
今もまだできません
でも
「自分ができることで社会に貢献しよう」
これが当サイトで
相談をお受けさせて頂くことになった
その理由です
私は自分の経験から
相談ということを選びましたが
「自分ができること」は
何でも社会に役立つことだと思います
口が元気なら
おしゃべり求めている人にとっては
必要な役割です
オーディオブックのように本の朗読をして
声で情報を伝えるという役割も
担えるかもしれません
物語を作ることが好きな人ならば
声優が一人芝居をするように
自分の作品を発表することも
できるかもしれません
顔出ししない歌手のように
歌を歌って人を元気づけたり
癒すこともできるかもしれません
今は便利な技術がたくさんあるので
スマホさえあれば
可能性は広がっていきます
自分の価値は
社会に認められてもらうのではなく
自分の中にあるもの
と言えるかもしれません
今回伝えたいメッセージは
自分の存在価値は
社会に認められるものではなく
自分の中にあるもの
自分ができることで貢献してみよう