人に対してがっかりしたり失望するよりも

メッセージ

あなたは誰かに対して
「がっかりした」
「失望した」
と感じたことはありますか?

あなたが失望した相手は
どんな人でしょう?

家族?
子供?
友達?
会社の後輩上司?
仕事などの関係者?

あなたはその人に失望する前は
どのような想いを寄せていましたか?

これくらいならできる
これくらいやってもらって当然

相手に対して「期待」
寄せていたのではないでしょうか?

期待していたからこそ
あなたが期待するそのレベルまで
相手が達しなかったから
「失望」したのではないでしょうか?

あなたが期待を寄せる相手が
自分の子どもだったり
部下の場合は
その人の成長を望むから
特に「期待」をすることが起きるでしょう

けれど…
愛情から求めた期待かもしれませんが…

自分の価値観による期待を
一方的に相手に求めたものかもしれません

そして
あなたが求めたその期待は
相手が望んでいないことかもしれません

例えば
勉強でいい成績を取ることを
親から期待されていることを
想像してみてください

本当のあなたは
勉強よりもやりたいことがあるのです

でも…

「あなたは絶対にできる」

「いい成績を取ったら
将来いい会社に入って幸せになれるから
今は我慢して勉強してね」

「あなたのためよ」
などと言われたとしたら?

本当は
将来進みたい別の道があるかもしれません

やりたいことがあるのに
勝手に期待を寄せられたら
どのような感情を抱くでしょうか?

嬉しくない
迷惑だ
重荷だ
と感じるかもしれません

そのように感じた時
もしかしたら…

「勝手に期待されるよりも
自分の本当にやりたいことをさせて欲しい」

と思ったのではないでしょうか?

もちろん
すべての期待が悪いわけではありません

時には
人からの期待は
頑張る動機になることもあります

自分が頑張りたいことに
応援という期待が寄せられるならば
「頑張る」というモチベーションに
つながることでしょう

しかし
過度の期待は相手に重荷となりかねません

それだけではなく
期待を大きければ大きいほど
少しの結果では満足しなくなり
「失望」を抱く可能性もあるのです

「失望」するということは
相手に「期待」をしていたのに
相手が期待通りの結果を残さなかったから

それはつまり…

自分が勝手に
相手に「期待」を寄せたのに
相手がその「期待」通りの結果を
出さないから「失望」する

とも言えるかもしれない

あなたは誰かに対して
失望を抱いたことはありましたか?

「失望」という言葉よりも
「がっかり」「残念」「幻滅」
という言葉もあてはまることでしょう

「あの人にはがっかりしたわ」
「あの人は残念な人ね」
というような印象を
抱いたことはありますか?

あなたが失望したという人と
その理由をのを思い出してみてください

あの人は〇〇だから
「こうあるべき」
「できるはずだ」
と、自分の価値観による期待を
相手に寄せていませんでしたか?

あなたが期待することと
その人のやりたいこととは同じでしたか?

過度に期待していませんでしたか?

失望して関係性を壊さないためにも…
期待で相手を潰さないためにも…

あなたが期待するその人が
あなたにとって大切な人ならば
自分の価値観による期待を
一方的に相手に向けるのではなく
見守りの目を向けてみましょう

人には人それぞれの
望みや希望

考え
価値観
能力
将来
可能性
など、さまざまあるのです

そして
その人を応援していたとしても
過度な期待という重荷ではなく
愛情を渡しましょう

今回伝えたいメッセージは

失望とは
勝手に相手に期待するから
起こるもの

期待ではなく見守りを
重荷ではなく愛情を渡そう

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龍音

40代女性
心理学専攻
ソーシャルワーカーとしての勤務経験あり

病気により一時は歩行困難状態となる経験をしました。現在は歩けるようになりましたが、療養を続けています。
病気や様々なものを失った経験から、感じたことや考えたことを、今、悩みを抱える人に届けたいと想い発信しています。

また、ご相談も承っております。

皆さんの心に幸せがあふれますように!

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