ムカつく人
というのは誰にでも必ずいるだろう
会社の上司や先輩
近所の人
ママ友
学校の先生
クラスメイト
親戚
時には家族など…
付き合いを避けたいけど
付き合わないわけにはいけない
無視したいけど
立場や生活上
無視するわけにはいかない
だからこそ
その人との関係性が苦痛となり
ムカついたり
苦手意識を感じながら付き合う必要がある
親友や恋人など
一緒にいて居心地のいい人達に
囲まれて過ごせたら
どんなに気持ちが楽だろう
そう願うこともあるかもしれない
だけど
頭の中では分かってる
100%自分と合う人なんていない
そしてムカつく人とも
付き合わなければならないことを
そもそも
特定の人に対してなぜムカつくのか?
それは
「こうあるべき」
という自分の価値観と違うから
勤勉であるべき
マナーを守るべき
理想の上司はこうあるべき
家族は助け合うべきなど…
知らず知らずのうちに
自分の価値観を相手に押し付けて
自分で勝手に理想像と照らし合わせている
その理想像と合わないから
その違いが
「ムカつく」という
心の動きにつながる
別の言葉で表現すれば
「勝手に期待している」とも言える
自分の価値観で作り上げたイメージを
相手に勝手に期待する
期待しているからこそ
相手の行動を変えようとする
こともあるだろう
特に目下の人に対して
腹が立ったりムカつく時は
相手の行動を変えよう
としているだろう
だけど
他人の行動を変えるのは難しい
特に
上司など目上の人に対して
腹が立ったとしても
上司の行動を変えるのは難しい
だったら
その人との「関係性のとらえ方」を変えるその方が早い
その方法は 3つ
1つ目は
ムカつく人に対して
自分の価値観を押し付けていないか
自分を客観的に眺めてみる
〇〇すべき
〇〇であるべき
これらの「べき」を探してみよう
2つ目は
相手に勝手に期待しないこと
言わなくても〇〇なら分かってくれる
〇〇ならできて当然
そんな期待を抱いて
現実と違えば違うほど
ムカつき具合が大きくなる
期待しなければ
期待値との差がそもそもないので
ムカつくこともなくなるだろう
そして
最後の3つ目は
その人から学べることはないか
と観察してみる
その人との付き合いは
苦痛かもしれないけれど
その人のいいところ
その人の優れているところ
を探してみよう
あの人は〇〇だけど
〇〇が得意だよね
〇〇が優れているよね
冷静にその人の
能力や性格を観察してみたら
学べるところがあるはず
反対に
あの人の〇〇なところは
真似しないようにしよう
と、反面教師としての
学びもあるかもしれない
ムカつく人を思い出すだけでも
腹立たしい気持ちが
湧いてくるかもしれない
でも、まずは冷静に
そして客観的に
自分の中の価値観や
相手の行動を観察してみよう
ムカつく人との付き合いでも
得ることができるものは
あなたの学びと成長
今回伝えたいメッセージは
ムカつく人と
付き合わなければならないなら
自分の価値観や期待を
押し付けて相手の行動を
変えようとするのではなく
その人から学べることはないか
観察して
自分の学びと成長にしよう